永大産業、非開示だった上期経常は赤字縮小、未定だった上期配当は2.5円減配

配信元:株探
投稿:2020/09/11 16:15
 永大産業 <7822> が9月11日大引け後(16:15)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が5億円の赤字(前年同期は7.7億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しと発表した。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を6円(前年同期は8.5円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、2021年3月期の業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症が業績に及ぼす影響を合理的に算定することが困難であるため未定としておりました。新型コロナウイルス感染症の収束時期は依然として不透明な状況でありますが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、2021年3月期第2四半期(累計)の連結業績予想を算定しましたので公表いたします。 住宅業界におきましては、昨年の消費税率引き上げに伴う住宅購入マインドの低下に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により新設住宅着工戸数の減少が続いており、回復には時間を要すると考えております。上記業績予想におきましては、新型コロナウイルス感染症による住宅業界への影響が第2四半期以降も続くことを前提とし、売上高への影響を想定しております。 厳しい状況下ではありますが、当社としましては、引き続き住宅分野でのシェアアップと新設住宅着工戸数に依存しない事業構造への転換を進めるとともに、全社一丸となって粗利率の向上、販売費及び一般管理費の圧縮に取り組み、強固な収益基盤の構築に努めてまいります。 なお、2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的に算定することが困難であることから、引き続き未定とさせていただきます。今後、合理的な算定が可能になった時点で速やかに公表いたします。

  2021年3月期の配当予想につきましては、業績予想と同様に未定としておりましたが、上記業績予想を踏まえ、財務状況等に留意しつつ安定配当を維持、継続する方針に基づき、中間配当予想を1株当たり6円といたします。 なお、期末配当予想につきましては、2021年3月期通期の連結業績予想を未定とさせていただいていることから引き続き未定とし、業績予想の算定が可能になった時点で速やかに公表いたします。
配信元: 株探

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