イトーキ、非開示だった今期経常は74％減益へ

　イトーキ <7972> が8月31日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比29.4％増の25億円に伸びた。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比73.5％減の2.5億円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益は22.5億円の赤字(前年同期は9.9億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は3.7億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.6％→-1.4％に悪化した。

株探ニュース