[EV関連・●●・コスメ]等、Googleトレンドからマーケットの旬を読む-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

Googleトレンドからマーケットの旬を読む

＊このコーナーはGoogleで多く検索されているワードから、経済の行方やマーケットの物色動向などを読み解く大石独自の目線を書くコラムです。

　「ハイラックス」がランクイン。
TOYOTAが誇る国内唯一のピックアップトラックがマイナーチェンジ。私が免許を取った頃はサーフが流行っていたなと。ところで車業界は一気にEV・MaaSの方向に流れが加速し、テスラにトヨタが時価総額で抜かれたのも記憶に新しいところ。サラッと言ってますが、もうとんでもない事ですこれ。日本一の会社が競合後発組のテスラに負け、7月末時点の世界時価総額ランキングでは50位にも入らず、さらに東証時価総額はGAFAM5社に及ばないという現状。話広げ過ぎましたが、要するにテスラ関連銘柄は長期目線でチェック。ツバキ・ナカシマ、新日本電工・パナソニック・日本化学産業など

　「GUコスメ」がランクイン。
目の付け所に唸り声。中長期で見たときに広がりを見せると期待されているコスメ業界にまさかのアパレル大手が参戦。しかも後発組の利を活かして【マスクをしても落ちにくいリップ】など時流に乗るコピーを打ち出した攻めのマーケティングで一挙にシェア獲得を狙う。上手くいけば、アパレルショップに収益性の高いドラッグストア的な要素が加わり集客力や利益率向上にも繋がりそうなトピックです。

テスラの件で追記ですが、パナはテスラ向けの電池生産機能を2021年に向けて増強するというニュースがありました。2019年に「赤字事業を徹底排除する」と発表していたのを思い出します。今後パナの収益構造は大きく変わってくるでしょう。何が言いたいか？今の時価総額が安く感じる未来が来るかもしれません。妄想。

今日も沢山の億トレさんが誕生しますように。


【登場銘柄】ツバキ・ナカシマ、新日本電工・パナソニック・日本化学産業・ファストリ
【登場テーマ】テスラ関連・コスメ関連