EMシステムズ<4820>は12日、2020年12月期第1四半期(20年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.8%減の29.28億円、営業利益が同51.8%減の2.62億円、経常利益が同41.7%減の4.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同37.0%減の2.97億円となった。
調剤システム事業及びその関連事業の売上高は前年同期比9.2%減の22.32億円、営業利益は同38.3%減の3.00億円になった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で新規システム販売件数が減少し、前年同期比で顧客数が増加したものの、処方の長期化等により処方箋枚数が減少したため、課金売上高の増加には繋がらなかった。営業利益の減少は「MAPs for PHARMACY」の本格稼働に伴う減価償却費の増加によるものである。
医科システム事業及びその関連事業の売上高は前年同期比5.6%減の3.93億円、営業損失は0.15億円(前年同期は0.59億円の利益)になった。医事会計システムの「MRN クラークスタイル」、及び電子カルテシステムの「MRNカルテスタイル」の拡販に引き続き注力した。「MAPs for CLINIC」等の導入による顧客数の着実な増加により、課金売上高は順調に伸びているが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で前年同期に比べ、新規システム販売件数が減少している。営業利益の減少は「MAPs for CLINIC」の本格稼働に伴う減価償却費の増加によるものである。
介護/福祉システム事業の売上高は前年同期比36.3%減の1.17億円、営業損失は0.38億円(前年同期は0.34億円の損失)になった。顧客数の増加により課金売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業活動が大幅に制限され、新規システム販売件数が減少している。
その他の事業の売上高は前年同期比23.3%減の1.93億円、営業利益は同80.0%減の0.06億円になった。スポーツジムと保育園を閉鎖したこと及び、コロナウイルス感染症拡大の影響で薬局経営事業は処方箋枚数が減少し、貸会議室事業は予約キャンセルを受け、収益が減少している。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が100.92億円、営業利益が11.27億円、経常利益が15.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が10.82億円とする期初計画を据え置いている。
同社は2020年度より決算期を3月31日から12月31日に変更しており、決算期変更の経過期間となる2020年12月期の連結業績予想については同社並びに3月決算の国内子会社は4月から12月の9ヶ月間を、12月決算の海外子会社は1月から12月の12ヶ月間を連結対象期間としている。このため、通期の対前期増減率については記載していない。
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調剤システム事業及びその関連事業の売上高は前年同期比9.2%減の22.32億円、営業利益は同38.3%減の3.00億円になった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で新規システム販売件数が減少し、前年同期比で顧客数が増加したものの、処方の長期化等により処方箋枚数が減少したため、課金売上高の増加には繋がらなかった。営業利益の減少は「MAPs for PHARMACY」の本格稼働に伴う減価償却費の増加によるものである。
医科システム事業及びその関連事業の売上高は前年同期比5.6%減の3.93億円、営業損失は0.15億円(前年同期は0.59億円の利益)になった。医事会計システムの「MRN クラークスタイル」、及び電子カルテシステムの「MRNカルテスタイル」の拡販に引き続き注力した。「MAPs for CLINIC」等の導入による顧客数の着実な増加により、課金売上高は順調に伸びているが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で前年同期に比べ、新規システム販売件数が減少している。営業利益の減少は「MAPs for CLINIC」の本格稼働に伴う減価償却費の増加によるものである。
介護/福祉システム事業の売上高は前年同期比36.3%減の1.17億円、営業損失は0.38億円(前年同期は0.34億円の損失)になった。顧客数の増加により課金売上高が増加したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で営業活動が大幅に制限され、新規システム販売件数が減少している。
その他の事業の売上高は前年同期比23.3%減の1.93億円、営業利益は同80.0%減の0.06億円になった。スポーツジムと保育園を閉鎖したこと及び、コロナウイルス感染症拡大の影響で薬局経営事業は処方箋枚数が減少し、貸会議室事業は予約キャンセルを受け、収益が減少している。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が100.92億円、営業利益が11.27億円、経常利益が15.56億円、親会社株主に帰属する当期純利益が10.82億円とする期初計画を据え置いている。
同社は2020年度より決算期を3月31日から12月31日に変更しており、決算期変更の経過期間となる2020年12月期の連結業績予想については同社並びに3月決算の国内子会社は4月から12月の9ヶ月間を、12月決算の海外子会社は1月から12月の12ヶ月間を連結対象期間としている。このため、通期の対前期増減率については記載していない。
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