既設エレベータ向けに「非接触ボタン」を販売開始

配信元:PR TIMES
投稿:2020/08/06 17:17
既存の建物を新生活様式対応のエレベータへアップデート

フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、社長:内山 高一)は、当社製の既設エレベータ向けに、タッチレスでエレベータの操作ができる「非接触ボタン」の販売を8月3日から開始しました。この商品は本年4月から、新設のエレベータ向けに販売してきた「非接触ボタン」を、既設のエレベータ向けに商品化したものです。エレベータのボタンが設置された操作盤の交換工事を行うことで、既存の建物でもエレベータに非接触ボタンを導入することができます。 今後もフジテックは「非接触ボタン」をはじめとするクリーン機能の販売を通じて、衛生的で心地よく利用できる快適なエレベータの普及に取り組みます。


乗場(エレベータホール)の施工前後のイメージ /右がプッシュ式ボタンに非接触ボタンを併設した操作盤

【商品概要】
既設エレベータのかご内と乗場(エレベータホール)の操作盤を、非接触ボタンの付いた操作盤に交換する※1ことでタッチレス操作を実現します。新しい操作盤には、プッシュ式ボタンに非接触ボタンが併設されたハイブリッド型を採用します。乗場は各フロアの操作盤をそれぞれ交換します。
なお、交換後のプッシュ式ボタンは抗菌機能付きです。これは素材に抗菌性樹脂を練りこんでおり、細菌の増殖を抑制するので安心してご利用いただくことができます。

※1 お客さまのご要望がある場合、非接触ボタンのみの操作盤を追加で設置することができます。また、かご内のインターホン呼びボタンと閉ボタンはプッシュ式を採用します。


【販売概要】




※2 2005年より前に設置したエレベータは、本体のリニューアルと合わせて、非接触ボタンに変更することが可能です。また、2005年以降に設置した定員15名を超える当社エレベータも、非接触ボタンへ変更できる場合があります。詳細はお問い合わせください。


【開発の背景】
「非接触ボタン」は、2020年4月にモデルチェンジし販売開始した標準型マシンルームレス・エレベータ「エクシオール」の有償付加仕様として適用をスタートしました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、より衛生的にエレベータを利用したいというニーズから、既設のエレベータに対する問い合わせが増加したことを背景に商品化しました。


【非接触ボタンについて】
赤外線ビーム式のセンサーを用いた「非接触ボタン」に手をかざすと、エレベータの呼び登録(エレベータホールでエレベータを呼ぶこと)や行き先階登録(かご内で行き先フロアを指定すること)ができます。センサーは手をかざすことで赤外線ビームの反射を検知し、反応する仕組みです。ボタンに触らずエレベータを操作できるため衛生的です。今までのエレベータの操作性をそのままに、タッチレスに対応した機能で、簡単かつスピーディーに操作できることが特徴です。


【参考動画】
フジテックの公式 Youtube Channel「非接触呼び登録」
https://youtu.be/w-V3Cc-r6V4


【詳細PDFはこちら】
https://prtimes.jp/a/?f=d46269-20200806-1485.pdf
配信元: PR TIMES

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