ホッカンＨＤ、非開示だった今期経常は75％減益、未定だった上期配当は18.75円実施

　ホッカンホールディングス <5902> が8月6日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比94.6％減の0.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比75.4％減の11億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比46.2％減の17億円に落ち込む見通しを示した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を18.75円(前年同期は18.75円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の7.8％→-0.9％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により未確定な要素が多いため、合理的に予想することが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。

　配当金につきましては、中長期的な株主価値向上を図る観点から、成長戦略および財務の健全性強化のための内部留保の充実を勘案しつつ、株主の皆様への利益還元を最大限に考え、バランスを考慮した配当方針としております。連結業績予想が未定であったため、配当予想につきましても未定としておりましたが、上記業績予想に基づき、中間配当の予想につきましては１株あたり18円75銭といたしました。なお、現時点において、期末配当予想は引き続き未定とさせていただきます。