大和工は後場急伸、21年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを好感
大和工業<5444.T>は後場急伸している。午後1時ごろ、21年3月期連結業績予想について、売上高を1150億円から1250億円(前期比31.3%減)へ、営業利益を55億円から80億円(同29.4%減)へ、最終利益を収支均衡から40億円(同72.9%減)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、短期的には建設現場・鋼材加工を行うファブリケータ―の稼働率低下や輸送の停滞があり、長期的には建設・土木プロジェクトの延期や中止による鋼材消費の落ち込みが考えられることから、減収減益を見込む。ただ、国・地域によっては、その影響度合いが想定よりも軽減されるほか、影響の時期が先送りされる見通しとなっていることから、予想を上方修正するという。
なお、第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高382億4600万円(前年同期比20.8%減)、営業利益30億7700万円(同3.2%増)、純利益51億3800万円(同9.9%増)だった。
同時に、100万株(発行済み株数の1.48%)、または27億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月4日から10月30日までで、機動的な資本政策を遂行するためとしている。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、短期的には建設現場・鋼材加工を行うファブリケータ―の稼働率低下や輸送の停滞があり、長期的には建設・土木プロジェクトの延期や中止による鋼材消費の落ち込みが考えられることから、減収減益を見込む。ただ、国・地域によっては、その影響度合いが想定よりも軽減されるほか、影響の時期が先送りされる見通しとなっていることから、予想を上方修正するという。
なお、第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高382億4600万円(前年同期比20.8%減)、営業利益30億7700万円(同3.2%増)、純利益51億3800万円(同9.9%増)だった。
同時に、100万株(発行済み株数の1.48%)、または27億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月4日から10月30日までで、機動的な資本政策を遂行するためとしている。
出所:MINKABU PRESS
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