決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ＧＭＯペパボ、両毛システム、沖縄セルラー (7月29日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月28日から29日の決算発表を経て30日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　両毛システム <9691>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1.5億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の2億円に対する進捗率は77.9％に達し、さらに前年同期の11.6％も上回った。

★No.2　ＧＭＯペパボ <3633>
　20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比27.6％増の6.6億円に伸び、通期計画の8.3億円に対する進捗率は79.5％に達し、5年平均の59.5％も上回った。

★No.3　エンチョー <8208>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の4.2億円に急拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9691> 両毛システム 　ＪＱ 　 +22.37 　　7/29　　　1Q　　　103.85
<3633> ＧＭＯペパボ 　東２ 　 +13.31 　　7/29　　上期　　　 27.64
<8208> エンチョー 　　ＪＱ　　 +9.75 　　7/29　　　1Q　　　413.25
<6882> 三社電機 　　　東２　　 +9.28 　　7/29　　　1Q　　　　赤転
<1723> 日本電技 　　　ＪＱ　　 +2.40 　　7/29　　　1Q　　　　黒転

<9436> 沖縄セルラー 　ＪＱ　　 +1.79 　　7/29　　　1Q　　　　4.49
<6271> ニッセイ 　　　東２　　 +0.34 　　7/29　　　1Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース