ダウ平均は反発 慎重さの一方でIT・ハイテク株には引き続き買い=米国株序盤

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/08 22:56
NY株式8日(NY時間09:45)
ダウ平均   26018.30(+128.12 +0.49%)
ナスダック   10436.99(+93.10 +0.89%)
CME日経平均先物 22465(大証終比:-75 -0.33%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。回復への期待と感染第2波への懸念の間で日替わり相場になっているが、きょうは前日の下げからの買い戻しが出ているようだ。

 一方、感染第2波への警戒感も根強く、米国内の感染者数は7日時点で300万人に上り、人口の約100人に1人が感染したことになる。経済封鎖や規制を一部再開する州も増える中で、感染第2波の経済への影響を見極めたいといった雰囲気も強まっている。

 来週は銀行を皮切りに決算発表シーズンに入るが、4-6月期については冴えない内容になることは既に織り込んでおり、下半期以降については期待感を高めている。ただ、感染第2波が拡大する中で、企業が先行きに自信を示すか確認したい面もあるようだ。ここから更に上値を追うためには、それを確認する必要があるとの声も聞かれる。

 IT・ハイテク株はきょうも好調なスタート。感染第2波の拡大で封鎖が一部で再開される中で、eコマースやテレワークなどからの需要が高まるとの見方が引き続きIT・ハイテクを押し上げている。ナスダックは上昇して始まっており、前日の取引時間中の最高値を再び目指しそうな勢いだ。なお、エヌビディアがインテルの時価総額を抜いている。

アルファベット(C) 1501.31(+16.13 +1.09%)
フェイスブック 240.89(+0.03 +0.01%)
ネットフリックス 497.10(+3.94 +0.80%)
テスラ 1399.47(+9.61 +0.69%)
アマゾン 3036.19(+36.07 +1.20%)
エヌビディア 401.84(+6.97 +1.77%)
ツイッター 33.15(+0.16 +0.48%)

ダウ採用銘柄
J&J 142.91(+0.06 +0.04%)
P&G 122.57(+0.35 +0.29%)
ダウ・インク 41.57(-0.12 -0.28%)
ボーイング 178.53(-0.35 -0.19%) 
キャタピラー  128.50(+1.30 +1.00%) 
レイセオン  61.16(+0.15 +0.24%) 
ビザ 195.25(+1.05 +0.53%) 
ナイキ 97.57(+0.50 +0.50%)
ウォルグリーン 42.41(+0.18 +0.42%) 
3M 155.34(+0.52 +0.33%) 
エクソンモビル  43.53(+0.29 +0.65%) 
シェブロン 86.98(+0.67 +0.76%) 
コカコーラ 45.02(-0.19 -0.42%) 
ディズニー 113.15(-0.48 -0.42%) 
マクドナルド 186.41(+0.59 +0.31%) 
ウォルマート 125.82(-1.13 -0.95%)
ホームデポ 249.12(+1.77 +0.71%)
JPモルガン 92.75(+0.43 +0.45%)
トラベラーズ  112.48(0.00 0.00%)
ゴールドマン  200.80(+1.44 +0.69%)
アメックス 92.20(-0.81 -0.84%) 
ユナイテッドヘルス 299.10(+2.45 +0.81%)
IBM 117.75(+0.17 +0.14%)
アップル  379.00(+6.31 +1.69%)
ベライゾン 55.04(0.00 0.00%)
マイクロソフト  211.49(+3.24 +1.54%)
インテル 58.51(+0.20 +0.34%)
ファイザー 34.22(+0.19 +0.55%)
メルク 78.69(-0.03 -0.04%)
シスコシステムズ 45.67(+0.04 +0.09%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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