リケン、非開示だった今期経常は93%減益へ

配信元:株探
投稿:2020/07/03 18:30
 リケン <6462> が7月3日大引け後(18:30)に非開示だった業績見通しを発表。21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比93.3%減の4億円に落ち込む見通しと発表した。
 同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が12億円の赤字(前年同期は27.4億円の黒字)に転落する見通しと発表した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2020 年5月29 日に公表した「2020 年3月期 決算短信」では、新型コロナウイルス感染症拡大による自動車産業への影響および当社業績への影響を合理的に算定することが困難であったため、2021 年3月期の通期業績予想を未定といたしましたが、今般現時点で入手可能な情報や予測等に基づきあらたに2021年3月期第2四半期連結業績予想を算定し、あわせて2021 年3月期通期連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。 2020年度の上半期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中国、インド、メキシコなど海外関係会社が長期間操業を停止したことなどにより販売が大きく落ち込み、売上高が前年度比3割近い大幅な減収となる見込みです。 損益につきましては、労務費・経費等の削減方策を進めておりますが、売上大幅減少の影響をカバーしきれず、営業利益段階から赤字となる見込みです。 下半期は経済活動の再開が一定程度進むと想定し、また、新規受注品の立ち上がりが見込まれることから、上半期に比べると減収幅が縮小し、下半期の売上高は前年度比1割強の減収まで回復し、通期売上高は前年度比2割程度の減少に留まると予想しております。 損益につきましては、上半期に引き続き合理化・効率化を徹底的に進め、従来よりも一歩踏み込んだ固定費の圧縮を進めることにより、通期では黒字の確保に努めます。 なお、業績予想は、国内外の景気動向などに加え、新型コロナウイルスの感染拡大・ 収束の状況や時期などの外的要因により予期せぬ変動が生じる可能性も否定できないため、大きな変動が見込まれる場合は、改めて速やかに業績予想を修正いたします。
配信元: 株探

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