日農薬、前期経常を48%上方修正

配信元:株探
投稿:2020/06/30 16:00
 日本農薬 <4997> が6月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期(6ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の27億円→40億円に48.1%上方修正した。

 ※20年3月期(6ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 海外農薬販売において、新型コロナウイルス感染拡大に伴いインドで実施された都市封鎖の影響により、同国の連結子会社で3月単月の販売が落ち込んだ一方、米国では新型コロナウイルス感染拡大による流通への影響懸念などを背景に3月後半より荷動きが早まったことから、同国の連結子会社にて翌期向けの在庫が前倒しで出荷され、販売が増加しました。これらの結果、売上高は前回発表予想から微増となりました。利益面では、前述のとおり在庫の消化が進んだことや販管費の改善などから、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が前回発表予想を上回る見込みであります。なお、上記のとおり、2020年3月期の連結業績は、利益面で前回発表予想を大きく上回る見込みですが、2020年3月17日付「特別損失(のれんの減損損失)の計上、通期連結業績予想および配当予想の修正ならびに役員報酬の減額に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、ブラジルの連結子会社に係るのれんの減損損失を計上することから前年同期比で大幅減益の見込みです。これに伴い、2020年3月期における当社の個別業績においても、同社に係る関係会社株式評価損の計上により、当期純損失を計上し、純資産が減少する見込みであることから、2020年3月期の期末配当は、2020年3月17日に公表したとおり、1株当たり4円とさせていただきました。(ご参考:2020年3月期の個別業績の見通し)(単位:百万円)2020年3月期見通し売上高 21,700営業利益 2,900経常利益 3,200当期純利益 -3,6001株当たり当期純利益 -45円70銭 3,200 △3,600 △45円70銭前期実績(2019年9月期)売上高 36,060営業利益 1,965経常利益 2,378当期純利益 2,2841株当たり当期純利益 29円00銭(注)2020年3月期は、2019年10月1日から2020年3月31日までの6カ月間であります。(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後発生する様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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