キャピタル・アセット・プランニング（3965）三役好転追い風にいよいよ戻り本格化か◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

三役好転追い風にいよいよ戻り本格化か

【事業内容】
　生命保険会社向けのシステムインテグレーションや個人の資産管理プラットフォームビジネスを展開。金融機関等の営業担当者や、管理者が扱うシステムをはじめ、生命保険の申込書や告知書などの契約にかかる煩雑さを解消する支援システムを手がける。既存の生命保険会社だけでなく業界内の横展開が見込める他、業務支援領域の拡大なども見込めるために成長軌道に乗るビジネス。

【業績面】
　業績面においては5/25に中間決算を発表、売上高は1.4％減収だが営業利益は86.3％減益と大きく下振れた。中国でのオフショア開発が新型コロナウイルスの影響で滞る事態となり、国内プロジェクトも一部頓挫した影響が大きかったとみられる。

【株価動向】
　株価は4/3に安値532円をつけたがその後も精彩を欠いた推移となっており、上記決算発表の事前に業績下方修正を発表した翌日の5/15にはストップ安まで売り込まれる場面もみられた。その後は徐々に戻りを試す動きを強めてきており、足元で800円を値固めする動きから昨日になって急動意した。この上昇で一目均衡表は三役好転が示現しており、自律反発の本格化期待で今後の動向に注目。