<動意株・22日>(大引け)=クロスマーケ、アクモス、フルスピードなど
クロス・マーケティンググループ<3675.T>=新局面入り。商いを膨らませ大幅続伸、今月9日につけた戻り高値369円を上抜いた。ネット調査で集計・分析までを一括して行い、提携戦力などによりデジタルマーケティング分野での展開力に磨きをかけている。東京都知事選がスタートするなか、関連有力株としてマーケットの注目度が高まった。業績も好調で営業利益は19年12月期の33%増益に続き、20年12月期も増益基調を確保する見込み。PER9倍で株価指標面の割安感も着目されている。
アクモス<6888.T>=ストップ高。M&A戦略を駆使したベンチャー企業連合の色彩が強いが、EC事業支援のほか金融向けシステム及び医療系システム開発など業界を問わず幅広くITソリューションを展開する。ここリモートワークやオンラインサービスの導入加速を受け、インフラ面でセキュリティー分野の重要性が高まるなか、前週16日には新サービスとして標的型攻撃メール訓練ソリューション連携eラーニングサービス「KUROKO LMS」の提供を開始したことなども発表し、これも株価の刺激材料となった。株式需給面では、ここ外資系経由の空売り残高が積み上がっていたが、その買い戻しが株価上昇の勢いを強めている。
フルスピード<2159.T>=上げ足早め5日続伸。前週末19日の取引終了後に発表した20年4月期連結決算は、売上高211億5800万円(前の期比2.9%増)、営業利益10億7400万円(同13.9%減)、純利益6億7300万円(同18.5%増)と最終増益となったことが好感されている。外部サービスやグループアセットとの積極的な連携に加えて、海外展開ニーズへの対応を図ったアドテクノロジー事業が伸長し売上高は増加した一方、新型コロナウイルス感染症による影響や先行投資などで営業利益は減益を余儀なくされた。ただ、減損損失の減少などが最終利益を押し上げた。なお、21年4月期業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大で、現時点では合理的な算定が困難であるとして未定としている。
イムラ封筒<3955.T>=上値追い加速。封筒事業では国内トップ、売上高の80%を企画提案の段階からワンストップで一貫フォローするパッケージソリューション事業で占める。新型コロナウイルスの影響によるネット通販市場の活況で包装需要が急拡大しており、会社側もここに焦点を合わせ収益成長への青写真を描いている。また、東京都知事選が始まっているほか、ポスト安倍を巡る報道が活発化するなか、選挙関連株としての思惑もある。なお、「政府が打ち出した現金給付関連の特需は第2四半期(5~7月)の業績に反映される」(会社側)という。PER、PBRともに割安圏にあり、特にPBRについては解散価値の半値である0.5倍台と評価不足が際立っており、前期実績ベースの1株純資産並みに評価された場合は1300円台前半までの水準訂正余地がある。
MRT<6034.T>=大幅続伸、1400円近辺のもみ合いを大きく上放れた。同社は非常勤医師の紹介サイトの運営を主力に医療人材サービス事業を幅広く展開、全国8000医療機関と連携して医師の転職サポートも行っている。塩野義製薬<4507.T>とは6月初旬に新型コロナウイルス抗体検出キットの販売契約を締結したことを発表し、人気化した経緯がある。19日取引終了後、新型コロナウイルス感染症に対応する医療人材の確保に向け、厚生労働省からの要請を受けた一般社団法人日本人材紹介事業協会と連携することを発表、これが新たに株価を刺激する形となっている。
テラ<2191.T>=ストップ高。同社は19日取引終了後、メキシコで実施中の新型コロナウイルス感染症治療の臨床試験について、同国イダルゴ州知事がその成果を見極めた上で、近々に薬事申請に向けて共同作業に着手すると共同会見で発言したことを発表、これが株価を改めて刺激する格好となっている。株価は今月9日に2175円の高値をつけたが、その後は新型コロナ治験を巡る週刊誌記事などが嫌気され1000円近辺まで大きく値を崩す場面もあった。1000円台前半のもみ合いを経て、前週末を境に再び上値指向を強めてきた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
アクモス<6888.T>=ストップ高。M&A戦略を駆使したベンチャー企業連合の色彩が強いが、EC事業支援のほか金融向けシステム及び医療系システム開発など業界を問わず幅広くITソリューションを展開する。ここリモートワークやオンラインサービスの導入加速を受け、インフラ面でセキュリティー分野の重要性が高まるなか、前週16日には新サービスとして標的型攻撃メール訓練ソリューション連携eラーニングサービス「KUROKO LMS」の提供を開始したことなども発表し、これも株価の刺激材料となった。株式需給面では、ここ外資系経由の空売り残高が積み上がっていたが、その買い戻しが株価上昇の勢いを強めている。
フルスピード<2159.T>=上げ足早め5日続伸。前週末19日の取引終了後に発表した20年4月期連結決算は、売上高211億5800万円(前の期比2.9%増)、営業利益10億7400万円(同13.9%減)、純利益6億7300万円(同18.5%増)と最終増益となったことが好感されている。外部サービスやグループアセットとの積極的な連携に加えて、海外展開ニーズへの対応を図ったアドテクノロジー事業が伸長し売上高は増加した一方、新型コロナウイルス感染症による影響や先行投資などで営業利益は減益を余儀なくされた。ただ、減損損失の減少などが最終利益を押し上げた。なお、21年4月期業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大で、現時点では合理的な算定が困難であるとして未定としている。
イムラ封筒<3955.T>=上値追い加速。封筒事業では国内トップ、売上高の80%を企画提案の段階からワンストップで一貫フォローするパッケージソリューション事業で占める。新型コロナウイルスの影響によるネット通販市場の活況で包装需要が急拡大しており、会社側もここに焦点を合わせ収益成長への青写真を描いている。また、東京都知事選が始まっているほか、ポスト安倍を巡る報道が活発化するなか、選挙関連株としての思惑もある。なお、「政府が打ち出した現金給付関連の特需は第2四半期(5~7月)の業績に反映される」(会社側)という。PER、PBRともに割安圏にあり、特にPBRについては解散価値の半値である0.5倍台と評価不足が際立っており、前期実績ベースの1株純資産並みに評価された場合は1300円台前半までの水準訂正余地がある。
MRT<6034.T>=大幅続伸、1400円近辺のもみ合いを大きく上放れた。同社は非常勤医師の紹介サイトの運営を主力に医療人材サービス事業を幅広く展開、全国8000医療機関と連携して医師の転職サポートも行っている。塩野義製薬<4507.T>とは6月初旬に新型コロナウイルス抗体検出キットの販売契約を締結したことを発表し、人気化した経緯がある。19日取引終了後、新型コロナウイルス感染症に対応する医療人材の確保に向け、厚生労働省からの要請を受けた一般社団法人日本人材紹介事業協会と連携することを発表、これが新たに株価を刺激する形となっている。
テラ<2191.T>=ストップ高。同社は19日取引終了後、メキシコで実施中の新型コロナウイルス感染症治療の臨床試験について、同国イダルゴ州知事がその成果を見極めた上で、近々に薬事申請に向けて共同作業に着手すると共同会見で発言したことを発表、これが株価を改めて刺激する格好となっている。株価は今月9日に2175円の高値をつけたが、その後は新型コロナ治験を巡る週刊誌記事などが嫌気され1000円近辺まで大きく値を崩す場面もあった。1000円台前半のもみ合いを経て、前週末を境に再び上値指向を強めてきた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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