■今後の見通し
ジェイリース<7187>の2021年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比8.2%増の7,300百万円、営業利益で同28.6%増の200百万円、経常利益で同41.5%増の150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同230.6%増の80百万円と大幅増益を予想している。
売上高の予想においては、新型コロナウイルス感染症の影響がカギとなる。同社は、第1四半期に新規契約が前年同期比約15%減、第2四半期から年度末にかけて徐々に回復する想定としているが、足元の申込数は、対前年同期比で4月は10%減、5月は転勤や転居の再開などにより前年同月と同水準まで回復しており、想定よりも落ち込みが少ない。また、年間の売上高が前期比8.2%増と伸びる要因としては、既存契約からの継続保証料、代位弁済手数料、収納代行手数料等の増加などが挙げられる。つまり、新規顧客からの売上高に依存しないストック型のビジネスモデルが確立していると言えるだろう。
費用面では、販管費の増加(前期比7.2%増)を見込んでいるが、売上高の伸びよりも販管費の伸びは抑えられる見込みだ。結果として、営業利益では前期比28.6%増、営業利益率では0.4ポイント上昇の2.7%と収益性を高める計画だ。弊社では、新型コロナウイルス感染症拡大のリスクを十分に織り込んだ計画となっており、実現性は高いと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<YM>
ジェイリース<7187>の2021年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比8.2%増の7,300百万円、営業利益で同28.6%増の200百万円、経常利益で同41.5%増の150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同230.6%増の80百万円と大幅増益を予想している。
売上高の予想においては、新型コロナウイルス感染症の影響がカギとなる。同社は、第1四半期に新規契約が前年同期比約15%減、第2四半期から年度末にかけて徐々に回復する想定としているが、足元の申込数は、対前年同期比で4月は10%減、5月は転勤や転居の再開などにより前年同月と同水準まで回復しており、想定よりも落ち込みが少ない。また、年間の売上高が前期比8.2%増と伸びる要因としては、既存契約からの継続保証料、代位弁済手数料、収納代行手数料等の増加などが挙げられる。つまり、新規顧客からの売上高に依存しないストック型のビジネスモデルが確立していると言えるだろう。
費用面では、販管費の増加(前期比7.2%増)を見込んでいるが、売上高の伸びよりも販管費の伸びは抑えられる見込みだ。結果として、営業利益では前期比28.6%増、営業利益率では0.4ポイント上昇の2.7%と収益性を高める計画だ。弊社では、新型コロナウイルス感染症拡大のリスクを十分に織り込んだ計画となっており、実現性は高いと見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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