協和エクシオ(1951)5G関連での好実態を再評価へ:日本証券新聞 伊藤 明

著者:伊藤明
投稿:2020/06/15 08:55

足取り堅調 夏相場の有望株

協和エクシオ 日足一目均衡表
協和エクシオ 日足一目均衡表出所:日本証券新聞Digitalテクニカルチャート

【5G関連での伸びが期待】
全体相場が調整となった先週末12日にも逆行高。堅調な展開となったことで、改めて実態を再評価する局面へ。

同社の強みは何といってもNTTグループ向け工事。5Gの商用化サービスに伴い、NTTグループ向け通信工事の受注は今3月期も着実な伸びが見込まれているが、来期はNTTドコモの5G基地局整備工事が本格化するため、一段とスケールアップが見込まれる。こうした潜在成長力が株価に織り込まれるのはこれから。
今期の会社側見通しである連結営業利益320億円(前期比2.9%増)、経常利益330億円(同7.6%増)、当期利益211億円(同35.2%増)は堅めに見積もったラインと見られる。


【テクニカル】
5月11日に戻り高値2696円を付けたあとの調整は十分。一目均衡表の基準線を割り込むことなく堅調な推移。先週末は逆行高となっており、実態を再評価する局面入りに期待。
今期の年間予想配当は82円。増配を積み重ねており、予想配当利回りは3.18%。連結PBRは1.07倍。

伊藤明
株式会社日本証券新聞社 テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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