新興市場銘柄ダイジェスト:シャノンが急伸、すららネットはストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/06/12 15:43
<3491> GA TECH 4225 +260
大幅に5日続伸。中華圏の投資家と日本の不動産情報をつなぐプラットフォーム「神居秒算」事業の取得を目的に、同プラットフォームを運営するNeoXグループと基本合意書を締結すると発表。取得価額は12億円。また、20年10月期第2四半期累計(19年11月-20年4月)の営業利益は前年同期比26.8%増の4.24億円で着地した。なお、通期予想は前期比50.9%増の18.00億円で据え置いた。

<3976> シャノン 2100 +232
急反発。20年10月期第2四半期累計(19年11月-20年4月)の営業損益を0.65億円の黒字(前年同期実績0.29億円の赤字)と発表。サブスクリプションの売上が堅調に推移した。また、人件費の調整やマーケティング活動の見直しに伴い、広告宣伝費の一部を下期に投下することも上期の黒字転換につながった。なお、通期予想は0.26億円の赤字(前期実績0.36億円の黒字)で据え置いた。

<4563> アンジェス 2185 +4
反発後失速。開発中の高血圧DNAワクチンについて、日本での特許を取得したと発表している。特異的免疫応答を誘導するための組み合わせ製剤及び用途に関する特許。今回の高血圧DNAワクチン開発に活用されているプラスミドDNA製法は、開発を進めている新型コロナウイルス向けのDNAワクチンにも使用されているという。

<2978> ツクルバ 914 -153
急落。従来未定としていた20年7月期の営業損益予想を2.85億円の赤字(前期実績0.19億円の黒字)と発表。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響で、中古リノベ住宅流通プラットフォームのカウカモ事業の成約件数が減少した。また、リモートワーク化に伴う固定資産の減損処理などで計0.34億円の特別損失を計上する。ただ、5月末時点で問い合わせや接客数は従前の水準を概ね回復しているという。

<3998> すららネット 10590 +1500
ストップ高引けで年初来高値更新。30日を基準日として1株につき5株の割合で分割すると発表している。株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を図ることが目的。株式分割に伴い、定款を一部変更して発行可能株式数を428万4000株から2142万株に拡大する。株価が取引時間中としては5月8日以来となる1万円台に乗せたことも先高観を強めたようだ。

<4422> VALUENEX 1568 -189
急落。20年7月期の営業損益を従来予想の0.39億円の黒字から0.87億円の赤字(前期実績0.76億円の赤字)に下方修正している。営業体制強化を目的として新規採用したコンサルタントの育成に想定以上に時間を要し、受注獲得が進まなかった。新型コロナウイルスの影響で営業機会が減少したことも響いた。第3四半期累計は0.48億円の赤字(前年同期実績0.38億円の赤字)で着地。

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配信元: フィスコ

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