サムコが大幅続落、20年7月期営業利益予想を上方修正も市場予想下回る
サムコ<6387.T>が大幅続落している。11日の取引終了後、20年7月期の単独業績予想について、営業利益を7億5000万円から8億6000万円(前期比2.6倍)へ、純利益を4億9000万円から6億円(同2.8倍)へ上方修正したが、営業利益で9億円強を見込む市場予想を下回る見通しであることから失望売りが出ているようだ。
売上高は62億円から59億円(同19.5%増)へ下方修正したものの、上期に続いて工場の安定稼働を図ったことによる生産性の向上や、経費の増加抑制努力などによる各種経費の低減効果があり、利益は上振れる見通しという。また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末一括配当を5円増額して25円にするとあわせて発表した。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高42億3300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益6億3500万円(同2.1倍)、純利益4億5000万円(同2.1倍)だった。オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス、MEMS、各種センサーなど向け製造装置の受注活動に注力したことや、新製品のアクアプラズマの拡販による新たな事業領域の拡大に注力してきたことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
売上高は62億円から59億円(同19.5%増)へ下方修正したものの、上期に続いて工場の安定稼働を図ったことによる生産性の向上や、経費の増加抑制努力などによる各種経費の低減効果があり、利益は上振れる見通しという。また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末一括配当を5円増額して25円にするとあわせて発表した。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(19年8月~20年4月)決算は、売上高42億3300万円(前年同期比10.9%増)、営業利益6億3500万円(同2.1倍)、純利益4億5000万円(同2.1倍)だった。オプトエレクトロニクス分野の通信用レーザーや、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス、MEMS、各種センサーなど向け製造装置の受注活動に注力したことや、新製品のアクアプラズマの拡販による新たな事業領域の拡大に注力してきたことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
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