アルプス物流、非開示だった今期経常は20%減益、未定だった配当は20円実施

配信元:株探
投稿:2020/06/03 15:00
 アルプス物流 <9055> [東証2] が6月3日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比20.2%減の31億円に減る見通しと発表した。
 同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比53.8%減の9億円に落ち込む見通しと発表した。

 また、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は10円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も10円実施する方針とした。年間配当は20円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の連結業績予想につきまして、前期実績を発表した2020年5月8日時点では、新型コロナウイルスの感染拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難なことから未定としておりました。 2021年3月期は、依然として米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大の影響があり、当社の主要顧客である電子部品業界においては自動車向けや各種電子機器向けの需要が減少しており、当社における貨物取扱量も、特に上期に減少する見込みであり、電子部品物流や商品販売の売上高、営業利益が対前期比減少する見込みです。 今後の見通しが困難な中ではありますが、現時点における電子部品業界の荷動きや小売企業の宅配動向を踏まえた上で、上記のとおり連結業績予想を算定しています。

  2020年5月8日に公表しました「2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」において、2021年度3月期配当予想を未定としておりました。 当社の配当政策は、安定的に配当を行うことを第一に、その水準の向上に努めることとしています。配当水準については、1.株主への利益還元、2.将来の成長に向けての投資、3.内部留保の3つのバランスを考慮して決定することを基本方針とし、業績の動向、財務体質、株主の配当に対する期待などを総合的に勘案し決定しています。 上記配当政策に基づき、2021年3月期の連結業績予想を勘案した結果、減収減益にはなりますが、安定配当の観点および株主の配当に対する期待に応えるため、前期と同じく中間配当および期末配当をそれぞれ1株当たり10円とし、年間配当を20円とする予定です。(注意事項) 上記に記載しました予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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