DIT、今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2020/06/01 08:30
 デジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> が6月1日朝(08:30)に業績・配当修正を発表。20年6月期の連結経常利益を従来予想の11.7億円→12.9億円(前期は11億円)に10.2%上方修正し、増益率が6.4%増→17.3%増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.4億円→5.6億円(前年同期は5.2億円)に27.2%増額し、一転して6.0%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の18円→20円(前期は16円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2020年6月期につきましては、第3四半期までは好調なIT需要と当社の総合力アップにより、順調に規模が拡大し利益が伸長しておりました。 第4四半期におきましては、新型コロナウイルスの影響を最小化できるように取り組んで参りましたが、今期業績への影響範囲が判明しましたので、以下の理由により、通期予想を修正いたします。1.ビジネスソリューション事業 業務システム開発は、事業ポートフォリオの見直しにより、利益の改善が図られています。運用サポートは、積極的な顧客開拓により、規模が拡大しています。2.エンべデッドソリューション事業 組込みシステム開発は、戦略的な車載関連へのシフトにより、規模が拡大し、利益が伸びています。3.自社商品事業 xoBlos及びWebARGUSが順調な伸びを示しています。4.システム販売事業 軽減税率対応等により、順調な伸びを示しています。 これらの売上高の増加に伴い、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも当初予想を上回る見込みです。

 当社は、利益配分につきましては、内部留保とのバランスを考慮しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 2020年6月期の当社の期末配当については、当社の業績予想及び財政状態等を総合的に勘案した結果、当社の配当基本方針を踏まえ、1株当たり11.00円の期末配当を実施する方針といたしました。※上記の予想は、現時点での入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となることがあります。
配信元: 株探

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