太陽工機、今期経常を38%下方修正、配当を30~40円に修正

配信元:株探
投稿:2020/05/28 15:30
 太陽工機 <6164> [JQ] が5月28日大引け後(15:30)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比71.0%減の1.6億円に大きく落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の10.3億円→6.4億円(前期は17.8億円)に37.9%下方修正し、減益率が42.4%減→64.2%減に拡大する見通しとなった。

 業績悪化に伴い、今期の上期配当を従来計画の25円→15円に大幅減額し、下期配当は従来計画の25円→15~25円に修正した。年間配当は従来計画の50円→30円(前期は50円)に減額修正した。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の20.0%→8.3%に急低下した。

 ※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本経済及び世界経済の先行きに対する不透明感が急速に増大し、景気減速懸念が高まっております。当社業績につきましても、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を勘案し、レンジ形式にて開示しております。今後の感染拡大・経済再開の度合いから複数の受注・売上のシナリオが想定されるため、その想定に基づいて業績予想の上限・下限を予想しております。通期の業績予想につきましては、売上高が70億円~80億円、営業利益が5億円~8億円、経常利益が4億90百万円~7億90百万円、当期純利益が3億30百万円~5億30百万円といたします。

 当社は、経営基盤の充実や、今後の成長性、事業展開を総合的に判断した上で、株主の皆様への利益配分及び内部留保を決定しております。現在の財務状況及び業績等を総合的に勘案して、中間配当は1株当たり15円00銭とし、期末配当は通期の業績等の状況により1株当たり15円00銭~25円00銭のレンジ形式での開示とさせていただき、年間配当は1株当たり30円00銭~40円00銭といたします。(注)上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後の様々な要因によって、上記予想数値とは異なる場合があります。
配信元: 株探

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