新興市場銘柄ダイジェスト:ピアラは大幅反発、No.1がストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/05/27 17:10
<7922> 三光産業 288 -10
大幅反落。20年3月期業績を発表。21日に発表した下方修正値での着地。営業損益は0.24億円の赤字(前期は1.82億円の赤字)と赤字幅縮小。1-3月期については0.35億円と10-12月期に続き四半期ベースでは黒字を確保した。ただ、今期業績見通しについては非開示、期末配当金について前回予想7円から5円へと減額している。新たなネガティブ要素が出てきたことで、失望売りに繋がったもよう。

<9610> ウィルソン 186 -6
3日ぶりに大幅反落。20年3月期営業損益は4.86億円の赤字に転落(前期0.06億円の黒字)。1-3月期も前年同期の2.02億円の黒字から一転して1.29億円の赤字。新型コロナによるロックダウン等で各国において集合研修開催が延期・キャンセルとなり、売上高が落ち込んだ。為替差損や子会社の保有する固定資産について減損損失を計上、最終損失も8.29億円の赤字へと拡大(前期0.78億円の赤字)。

<7771> 日本精密 91 +2
6日ぶり大幅反落後プラス転換。営業損益は前回予想1.39億円の黒字から一転して2.01億円の赤字へと下方修正。時計関連で、取引先の在庫調整による受注減少や台風による外注先の設備被災の影響に加え、メガネフレームでも、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う海外サプライチェーン網の寸断などがあり業績の下押し要因になった。利益確定売りが優勢となったが、悪材料出尽くし感から下値を拾う動きとなりプラスに転換。

<3562> No.1 1333 +300
ストップ高。エフティグループ<2763>からアレクソンの株式を取得し、簡易株式交換で完全子会社化すると発表している。株式の取得価額は22.58億円で、株式交換により交付する株式数は2万8315株。アレクソンはネットワーク事業や受託開発事業を展開し、2020年3月期の営業利益は3.32億円(No.1の20年2月期営業利益は3.61億円)となっている。業績拡大への期待から物色が向かったようだ。

<7044> ピアラ 1516 +65
大幅反発。データテクノロジー事業やAI戦略事業を手掛けるイングリウッド社と資本業務提携をすると発表している。同社が展開しているビューティ領域の悩みに関して蓄積したデータと AI技術を活用したマーケティングプラットフォーム「ナレシェア」に、イングリウッドが持つ広告運用データや商品開発力を組み合わせることで、既存AI技術の最適化速度を上げていくとしている。 <ST>
配信元: フィスコ

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