大田花き、前期経常を20%下方修正、配当も2円減額

配信元:株探
投稿:2020/04/30 15:30
 大田花き <7555> [JQ] が4月30日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の8900万円→7100万円(前の期は4800万円)に20.2%下方修正し、増益率が85.4%増→47.9%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5700万円→3900万円(前年同期は2500万円)に31.6%減額し、増益率が2.3倍→56.0%増に縮小する計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→10円(前の期は12円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルス感染拡大による影響で卒業式や歓送迎会、イベント等の中止・延期が相次ぎ、花の需要期である3月の売上が大幅に減少しました。厳しい経営環境の下、公表値達成に向けて一層のコスト削減に取り組んだものの、需要環境の急速な悪化は想定を大きく超え、売上・利益ともに予想を下回る見通しとなりました。※上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。

  当社は株主の皆様が長期的かつ安定して株式を保有していただくために、安定した配当を継続的に行っていくことを基本方針としております。 2020年3月期末の配当予想につきましては、今回の業績予想の修正及び現在の事業環境を勘案し、誠に遺憾ながら2円減配し1株あたり10円に修正させていただきます。尚、剰余金配当の決定は5月22日開催予定の取締役会にて決定させていただきます。
配信元: 株探

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