日水薬、前期経常を一転28％減益に下方修正

　日水製薬 <4550> が4月30日後場(14:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の14.2億円→9.9億円(前の期は13.8億円)に30.2％下方修正し、一転して28.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.4億円→4.1億円(前年同期は6.8億円)に50.8％減額し、一転して39.4％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の持分法適用関連会社の投資損失の計上、また連結子会社であった日水製薬医薬品販売株式会社を2020年4月１日付でゼリア新薬工業株式会社へ売却した際の損失額を関係会社株式売却損失引当金として計上いたしました。その結果、2020年３月期通期の業績につきまして、前回発表の業績予想を大幅に下回ることとなりました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は今　　　後のさまざまな要因により予想数値と異なる可能性があります。