新興市場銘柄ダイジェスト:ACSLは大幅に続伸、HMTがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/04/28 16:19
<2191> テラ 217 +50
ストップ高。先端医療支援事業を手掛けるセネジェニックス・ジャパンと新型コロナウイルス感染症に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発で共同研究契約を締結し、新薬開発事業を開始すると発表している。テラは臨床試験の費用を負担するとともに、臨床試験データを基に治療薬を開発する。治療薬に関する知的財産権はテラに帰属するという。

<6090> HMT 732 +100
ストップ高。アンジェス<4563>と新型コロナウイルス感染症に関する包括的共同研究契約を締結したと発表している。アンジェスと大阪大学による新型コロナ向けDNAワクチンの共同開発に参画する。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズはワクチン接種後の生体内の経時的な代謝変動の分析などを行う。共同開発参画が将来の業績向上につながるとの期待から買いが膨らんだようだ。

<7777> 3Dマトリクス 396 +80
ストップ高。新型コロナウイルス抗体検査キットを開発して欧米向けに供給しているPrometheus Bio社と協力し、日本での検査キット開発を行うと発表している。抗体検査で過去感染しているかどうかを確認すれば、感染に対する不安感を解消することにつながるとしている。Prometheus Bio社は中国杭州市に本社を置く体外診断薬の開発企業。

<2706> ブロッコリー 1282 -68
大幅に続落。Nintendo Switch用ソフト「ジャックジャンヌ」の発売を当初予定の8月5日から12月3日に延期すると発表。万全の形でユーザーに届けるためという。「ジャックジャンヌ」は、ユーザーが歌劇学校に入学する主人公となって演劇を学ぶシミュレーションゲーム。21年2月期業績への影響は現在精査中としている。10日に公表した同期の営業利益予想は前期比32.2%増の9.00億円だった。

<6662> ユビテック 213 -9
朝高後マイナス転換。建設現場での安全性を向上させるため、5Gを活用して高所作業時の安全帯使用を促進するシステムを共同で開発したと発表している。作業場所にサインビーコンを設置、作業員のヘルメットには振動ビーコンを取り付け、高所エリアに入るとアラートで安全帯の使用を促す。今後、5Gを活用して作業現場からリアルタイムで高精細な映像を送信するなどの労働災害防止対策を検討するという。

<6232> ACSL 2462 +142
大幅に続伸。国立研究開発法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募していた「安心安全なドローン基盤技術開発」事業に採択されたと発表している。政府調達向けを想定した高い飛行性能・操縦性、セキュリティを実現するドローンの標準機体設計・開発に加え、フライトコントローラー標準基盤設計・開発を実施する。事業採択でドローン市場での収益確保が期待できるとの観測から買われたようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2191
2.0
(08/22)
-2.0
(-50.00%)
1,495.0
(09/25)
-1.0
(-0.06%)
50.0
(14:00)
-1.0
(-1.96%)
600.0
(12:47)
-2.0
(-0.33%)
1,164.0
(14:01)
+57.0
(+5.14%)
228.0
(13:11)
+1.0
(+0.44%)
112.0
(13:58)
-1.0
(-0.88%)