<動意株・28日>(前引け)=ダイト、HMT、イビデン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/04/28 11:36
<動意株・28日>(前引け)=ダイト、HMT、イビデン  ダイト<4577.T>=大幅反発。27日の取引終了後、新型コロナウイルス感染症への治療効果が期待される抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」の受託製造について、富士フイルム(東京都港区)と合意したと発表した。7月に本社工場(富山市八日町)で生産体制を整え、9月から製造を開始する予定という。なお、同件が20年5月期業績への影響はないとしている。

 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>=カイ気配。27日の取引終了後、アンジェス<4563.T>や大阪大学などが進めている「プラスミドDNA製造技術を用いた新型コロナウイルス感染症向け予防用DNAワクチンの共同開発」に、保有するメタボロミクスを用いたバイオマーカー探索研究で参画すると発表しており、これを材料視している。ワクチン接種後の生体内の経時的な代謝変動を分析し、抗体価などの生体情報の変動とあわせて解析し、その関連性の研究をアンジェスと共同で進めるという。また、ワクチンの有効性などの評価指標となるバイオマーカーの探索を共同で進めるとしている。なお、同件による20年6月期業績に与える影響は軽微としている。

 イビデン<4062.T>=物色人気。同社が27日取引終了後に発表した20年3月期決算は、営業利益が前の期比94%増の196億8500万円と急拡大をみせた。従来予想は170億円だったが、そこから26億円強も上振れて着地する格好となった。更に、21年3月期の営業利益予想については前期比37%増の270億円予想と強気の見通しを示しており、これが投資資金を呼び込む材料となっている。車載用や次世代通信規格5G向けに半導体パッケージなどの需要が好調に推移するとみられている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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