ダウ平均は続伸 FRBが新たに最大2.3兆ドルの供給策 銀行株が上昇=米国株前半

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/04/10 00:57
NY株式9日(NY時間11:46)
ダウ平均   23874.61(+441.04 +1.88%)
ナスダック   8160.06(+69.16 +0.85%)
CME日経平均先物 19615(大証終比:+125 +0.64%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。感染拡大への懸念は根強いものの、きょうも株式市場は冷静だ。FRBがきょう、新型ウイルス感染に対応した支援策として、新たに最大2.3兆ドルを供給する一連の措置を発表したことが好感されている。小規模企業や州・地方政府の支援プログラムも開始する。

 パウエルFRB議長はビデオ会見で、「FRBの行動後に市場の状況は改善。ウイルス感染が一度過ぎれば、早期回復が期待される」などと強気な見通しを示していた。

 ただ、3月下旬以降の戻りに警戒も出ており、ベアマーケットラリーだとの指摘は根強くある。上値では戻り売りも出ている模様で、伸び悩む場面も見られた。

 銀行株が上げを先導している。パウエルFRB議長の会見で、「現時点では銀行は配当を停止する必要はない」と述べたことに敏感に反応している模様。

 エネルギー株はまちまち。OPECプラスが日量1000万バレルの減産で大筋合意と伝わったが、一部報道では、OPECプラスとその他が日量2000万バレルの減産を検討と伝わっていたことから、やや失望感も出ている模様。

アルファベット(C) 1207.25(-3.03 -0.25%)
フェイスブック 173.97(-0.31 -0.18%)
ネットフリックス 366.47(-4.65 -1.25%)
テスラ 568.34(+19.50 +3.55%)
アマゾン 2032.41(-10.59 -0.52%)
エヌビディア 266.33(-0.62 -0.23%)
ツイッター 28.08(+0.22 +0.79%)

ダウ採用銘柄
J&J 142.53(-0.73 -0.51%)
P&G 117.88(+2.78 +2.42%)
ダウ・インク 36.86(+2.07 +5.95%)
ボーイング 154.79(+7.92 +5.39%) 
キャタピラー  126.33(-1.07 -0.84%) 
レイセオン  67.05(+4.43 +7.07%) 
ビザ 174.27(-0.67 -0.38%) 
ナイキ 86.50(+1.20 +1.41%)
ウォルグリーン 43.94(+0.94 +2.19%) 
3M 147.71(-1.28 -0.86%) 
エクソンモビル  44.75(+0.90 +2.05%) 
シェブロン 85.82(-0.16 -0.19%) 
コカコーラ 49.35(+1.53 +3.20%) 
ディズニー 105.45(+4.38 +4.33%) 
マクドナルド 184.60(+7.11 +4.01%) 
ウォルマート 121.94(+0.10 +0.08%)
ホームデポ 203.53(+8.71 +4.47%)
JPモルガン 101.68(+7.38 +7.83%)
トラベラーズ  110.62(+5.68 +5.41%)
ゴールドマン  183.76(+6.80 +3.84%)
アメックス 95.35(+3.27 +3.55%) 
ユナイテッドヘルス 267.62(-0.21 -0.08%)
IBM 121.20(+1.91 +1.60%)
アップル  267.28(+1.21 +0.45%)
ベライゾン 57.73(+0.55 +0.94%)
マイクロソフト  165.50(+0.37 +0.22%)
インテル 58.09(-0.89 -1.51%)
ファイザー 35.31(+0.71 +2.05%)
メルク 82.12(+0.50 +0.61%)
シスコシステムズ 41.46(-0.28 -0.67%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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