―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ダイコー通産 <7673>
20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.1%減の5.2億円に減り、通期計画の8.1億円に対する進捗率は64.9%にとどまり、さらに前年同期の80.8%も下回った。
▲No.2 中北製 <6496>
20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3%減の9億円に減ったが、通期計画の11.8億円に対する進捗率は76.6%となり、5年平均の74.9%とほぼ同水準だった。
▲No.4 シリコンスタ <3907>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結最終損益は800万円の赤字(前年同期は1000万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7673> ダイコー通産 東2 -4.36 4/ 7 3Q -9.14
<6496> 中北製 東2 -3.00 4/ 7 3Q -14.31
<6469> 放電精密 JQ -1.89 4/ 7 本決算 黒転
<3907> シリコンスタ 東M -1.38 4/ 7 1Q 16.67
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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