三協立山、今期経常を51％下方修正

　三協立山 <5932> が4月2日後場(13:00)に決算を発表。20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の19億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の37億円→18億円(前期は6.1億円)に51.4％下方修正し、増益率が6.0倍→2.9倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7.6億円の黒字→11.3億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常損益は10.3億円の赤字(前年同期は6.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.9％→-1.5％に悪化した。

株探ニュース