【買い】NECネッツエスアイ(1973):日本証券新聞 伊藤明

著者:伊藤明
投稿:2020/03/31 08:36

テレワークの本命として注目 Web会議サービス「Zoom」

【リモートワーク関連の本命銘柄】
NECの工事部門が独立。IP化システム構築やクラウドを提供。ネットワークに強み。

テレワーク関連として再び注目度が高まっている。同社は在宅勤務をサポートする「テレワークウオッチ」や、社内のデスクトップ環境を利用できる「持ち出しマイデスク」など、リモートワークを実現するための様々なソリューションを提供している。また、世界各国75万社で使われているWeb会議サービス「Zoom」の国内販売代理店第一号でもある。

新型コロナ対策でテレワークが急速に広がっていることから、同社の恩恵享受が期待されている。実際、働き方改革関連分野の拡大により業績は好調。今3月期の第3四半期(昨年4~12月)の進捗を考慮し、通期の営業利益予想を従来の140億円から150億円(前期比17.4%増)に上方修正している。

みずほ証券が投資判断を新規で「買い」としており、目標株価は4600円としてレーティングを開始。「買い」は3段階の最上位となる。

【テクニカル】
チャートは先週末の上昇で一目均衡表の抵抗帯の上に位置。いわゆる「雲」抜けを達成。各移動平均線は上昇が顕著になっている。
PBR2.03倍 PERは23.99倍。信用倍率は0.55倍と取り組み妙味も。

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伊藤明
株式会社日本証券新聞社 テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想

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