ドル/円、調整局面入りへ
昨日のドル/円は109.20~111.29円前後のレンジで推移。終値は前日比1.4%安の109.59円前後だった。決算期末に絡む本邦勢の円買いが出た他、欧米勢のドル確保の動きに一巡感が出た事でドルが売られた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米経済のリセッション入りに言及した事や米新規失業保険申請件数が激増した事もドルの重しになった。
ドル/円は昨日の下落で週初来安値を更新しており、3月9日以降の上昇に対する調整局面に入ったと考えられる。世界的な株価の戻りが続けば円売り主導で反発する可能性もあるが110円台では戻り売りが強まりそうだ。一方、下値のメドは200日移動平均線が通る108.30円付近や、3月9日以降の上げ幅の38.2%押しにあたる107.70円付近などとなる。
ドル/円は昨日の下落で週初来安値を更新しており、3月9日以降の上昇に対する調整局面に入ったと考えられる。世界的な株価の戻りが続けば円売り主導で反発する可能性もあるが110円台では戻り売りが強まりそうだ。一方、下値のメドは200日移動平均線が通る108.30円付近や、3月9日以降の上げ幅の38.2%押しにあたる107.70円付近などとなる。