近鉄エクス、今期最終を64％下方修正

　近鉄エクスプレス <9375> が3月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終利益を従来予想の70億円→25億円(前期は98.5億円)に64.3％下方修正し、減益率が29.0％減→74.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の47.7億円→2.7億円(前年同期は48.4億円)に94.2％減額し、減益率が1.4％減→94.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の連結子会社APL Logistics Ltdは、自社利用の基幹業務システムについて、今後の継続使用の実効性を慎重に検討した結果、同システムの一部機能を廃棄し、新システムとして再構築することを決定したため、当第４四半期連結累計期間においてソフトウェアの減損損失（特別損失）4,426百万円を計上する見込みとなりました。　通期連結業績予想につきましては、営業収入、営業利益及び経常利益は前回発表数値を据え置き、上記の特別損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益を修正いたしました。　　　なお、配当予想は、前回予想から修正はありません。注）業績の予想に関する注意事項　上記の予想数値は現時点で得られた情報に基づいて判断したものであり、実際の業績はさまざまな要因により当該　　予想と異なる可能性があります。