ドル買い、そして円買い
先週の米ドル/円は続伸。週初こそ105.15まで下落する局面があったものの、世界的なドル資金の需要増で111円台まで上昇いたしました。
先週は米国をはじめ各国が金融緩和に動いているものの、逆にそれ自体が新型コロナウィルスの拡大による世界的な景気悪懸念を想起させており、リスク資産が下落しています。
こういった中で、実需的なドル需要に加え、為替ヘッジのドル需要も重なり、米ドルが幅広い通貨に対して買われています。
また、日本円についてみれば、ドルに次いで先週は買われており、今週も引き続き、米ドル、日本円は、他の通貨に対しては強含みで推移するものと思われます。
テクニカル的な観点では2月の高値となる112.225がレジスタンスとして、一目の雲の上限で遅行スパンから見た日々線とも重なる109.50がサポートして意識されます。
一方で、ストキャスティクスは80%台まで上昇しており、再度下落基調となるタイミングを見計らいたいところです。
このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
先週は米国をはじめ各国が金融緩和に動いているものの、逆にそれ自体が新型コロナウィルスの拡大による世界的な景気悪懸念を想起させており、リスク資産が下落しています。
こういった中で、実需的なドル需要に加え、為替ヘッジのドル需要も重なり、米ドルが幅広い通貨に対して買われています。
また、日本円についてみれば、ドルに次いで先週は買われており、今週も引き続き、米ドル、日本円は、他の通貨に対しては強含みで推移するものと思われます。
テクニカル的な観点では2月の高値となる112.225がレジスタンスとして、一目の雲の上限で遅行スパンから見た日々線とも重なる109.50がサポートして意識されます。
一方で、ストキャスティクスは80%台まで上昇しており、再度下落基調となるタイミングを見計らいたいところです。
このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。