サツドラＨＤは小動き、第3四半期６２％営業増益も反応限定的

　サツドラホールディングス<3544.T>は小動き。１８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１９年５月１６日～２０年２月１５日）連結決算は、売上高６７７億１７００万円（前年同期比６．８％増）、営業利益５億７８００万円（同６２．１％増）と大幅な増益となったものの、市場の反応は限定的のようだ。

　主力のドラッグストア事業で積極出店戦略を継続した一方、不採算店舗の閉店などで収益改善を進めたことが寄与した。また、ウェルネス事業部を新設するなどドラッグストアや調剤薬局の枠を超えた健康サービスを提供した差別化戦略も奏功した。

　なお、２０年５月期通期業績予想は、売上高８９１億円（前期比５．３％増）、営業利益６億円（同３９．３％増）の従来見通しを据え置いた。

出所：MINKABU PRESS