<動意株・16日>(前引け)=大豊建、高見サイ、アンジェス

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/03/16 11:35
<動意株・16日>(前引け)=大豊建、高見サイ、アンジェス  大豊建設<1822.T>=急反発。同社株は前週末まで7営業日続落でこの間に500円近く水準を切り下げていたが、高配当利回りに着目した投資マネーを誘導している。前週末13日取引終了後に20年3月期の年間配当を従来計画の75円から100円に増額することを発表、これにより配当利回りは5%を超えた。期末一括配当であることも魅力的で、権利取り最終日まであと半月弱に迫るこの時期に、期間利回りの高さに着目した買いを呼び込んでいる。

 高見沢サイバネティックス<6424.T>=カイ気配。前週末13日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を147億円から165億円(前期比38.8%増)へ、営業利益を6億7000万円から11億6000万円(前期6億1900万円の赤字)へ、最終利益を4億5000万円から7億6000万円(同4億8600万円の赤字)へ上方修正した。交通システム機器で出改札関連機器の更新及び機器の改造などが想定よりも増加したことに加えて、特機システム機器の売り上げが堅調に推移したことなどが寄与した。また、売上原価率も良化した。あわせて、従来10円を予定していた期末一括配当を15円にすると発表しており、これも好材料視されている。昨年10月1日に創立50周年を迎えたことから、記念配当5円を実施するという。なお、前期実績の年間配当10円に対しては5円の増配になる予定だ。

 アンジェス<4563.T>=ストップ高。この日の寄り前、オーストラリアで実施中の高血圧DNAワクチンの第1・2a相臨床試験に関して、予定していた24例の患者への投与を完了したと発表しており、これが好感されている。同試験は、高血圧患者を対象とする、偽薬(プラセボ)を対照とした二重盲検比較試験で、安全性及び有効性の評価を目的とした試験という。なお、臨床試験の結果公表は20年第4四半期ごろを予定している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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