ドル/円、荒い値動き続く
昨日のドル/円は、約1.1%下落して104円台半ばでクローズ。荒い値動きが続いているものの、前日の3.1%高、前々日の2.8%安に比べればやや落ち着いたとも言える。NY市場では、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的大流行)」に相当すると表明した事などからダウ平均が1500ドル近く下落したが、ドル/円は104円台を維持した。米政府が新型コロナウイルス対応で大規模な刺激策を打ち出すとの観測から米長期金利が上昇した事に支えられたようだ。
なお、このあと日本時間10時からトランプ米大統領が経済や医療の問題について演説を行う予定となっており、市場の注目が集まっている。また、豪、米、英など主要国の中銀が金融緩和に動く中、本日は欧州中銀(ECB)がこれに続くと見られている。ただ、利下げ幅は10bp(0.1%)程度と見られており、効果を疑問視する声も少なくない。ドル/円は、これらの材料に振らされながら本日も不安定な値動きが続く公算が大きく、想定レンジは引き続き広めに見ておきたい。
なお、このあと日本時間10時からトランプ米大統領が経済や医療の問題について演説を行う予定となっており、市場の注目が集まっている。また、豪、米、英など主要国の中銀が金融緩和に動く中、本日は欧州中銀(ECB)がこれに続くと見られている。ただ、利下げ幅は10bp(0.1%)程度と見られており、効果を疑問視する声も少なくない。ドル/円は、これらの材料に振らされながら本日も不安定な値動きが続く公算が大きく、想定レンジは引き続き広めに見ておきたい。