基本がめちゃくちゃ大事になると思います。
From: 中原良太
自宅のリビングより、、、
また日本株が暴落しました。
含み損もみるみる増えています。
用があって駅前まで出かけたのですが、
新型コロナウイルスの影響なのか、
めっきり人が減っていました。
「人と会うこと=悪いこと」
みたいな風潮が出ているうえ、
「自分が良ければそれで良い」
みたいな人も増えている気がする…。
ピリついた雰囲気がちょっと苦手です。
そんな中、僕ら投資家も、
株式市場でピリついています。
「まだまだ暴落があるんじゃないか?」と、
警戒している人も多いようで株を買いにくい…。
慌てて株をナンピン買いして、
「買い増した直後に暴落!」なんて、
急ぎすぎて失敗したくないですからね…。
とはいえ、
せっかく株価が下がっているのに、
「何もしていないうちに株価が戻った」
というのも勿体ないモンです。
そこで今回は、
「株価暴落のクライマックスはいつなのか?」
について詳しくお話ししていきます。
◆ ◆ ◆
今回の株価暴落は2018年に似ている
株価暴落のクライマックスを推定するときは、
「今回の株価暴落は、いつの暴落と似ているか?」
と考えると上手くいきやすいです。
これまでの僕の投資経験から見ると、
「今回の株価暴落は、2018年のものと似ているな」
と感じています。
2018年の株価暴落と言えば、
トランプ大統領が中国にケンカをふっかけ、
「米中貿易摩擦」が起きたときの暴落です。
2018年にはNYダウが最大下落幅を更新し、
2月、3月、10月、12月…と、なんども暴落しました。
今でこそ貿易摩擦は解消されつつありますが、
関税が第一弾、第二弾、第三弾、と日に日に激化し、
「いつ終わるか分からない恐怖」が膨らみました。
一方、
2020年の株価暴落はというと、
中国武漢から感染拡大した新型コロナウイルスの影響で、
先進国が次々に「非常事態宣言」を出しています。
マスクやトイレットペーパーが売り切れになったり、
「在宅で仕事をしよう」だの「イベントは中止だ」だの、
経済にとってよくないニュースが次々に出てきています。
日に日に新型コロナウイルスの拡大は続いており、
「いつ終わるか分からない恐怖」が膨らんでいます。
…なんだか似ている気がしませんかね?
◆ ◆ ◆
年末に株価暴落のクライマックスが来る?
「2018年と2020年の株式市場が似ている…」
という話については、大かた同意を得られたでしょう(だと良いな)。
そこで次に、
「2018年と2020年が似ているからなんなんだ?」
という話をします。
2018年の株式市場と、
2020年の株式市場で、
特に似ている点は2つあります。
1つは、
「出口が見えず、経済打撃の大きな不安材料」
があること。
もう1つは、
「株式市場が前年に好調で、(外国株を中心に)株価が割高」
であること。
の2つです。
ちなみに、
米中貿易戦争は2018年中に解決することはなく、
2019年の半ばあたりまで悪影響がもつれ込みました。
だからこそ、株価は反発することなく、
「2018年末のクリスマスの株価暴落」という、
悲劇につながったのだと思います。
さて、ここからが本題。
もし、
2018年に解決できなかった米中貿易摩擦のように、
新型コロナウイルスが「年末まで」に解決しなかったら…?
…僕は、
「株価は2018年と同じような動きを辿る」
と考えています。
2018年の株価の動きをざっくりまとめると、
「上半期に一度暴落したけど、いったんは持ち直し」
「下半期に入ってから大型の暴落が連発した」
という動きをたどっています。
2020年にも
「上半期に一度暴落したけど、いったんは持ち直し」
という部分が当てはまるかは不確かですが、
少なくとも、
「下半期に入ってから大型の暴落が連発した」
という動きは繰り返されそうだと考えています。
…というのも、
日本株式市場には、
「上半期が弱かった年は、下半期も弱い」
という傾向があるからです。
特に下落相場のときの年末は、
「節税対策の売り」が殺到し、
暴落が起きる可能性すらあります。
◆ ◆ ◆
年末に株価暴落したら最高のチャンスかも
仮に2018年末と同じように、
2020年末にも株価暴落が起きれば、
そのときは株を安く仕込む、
最高のチャンスかもしれません。
(米国株が割高なのが難点ですが)
今の時点でも日本株は十分安いです。
米国株が暴落して足を引っ張られる可能性があるとしても、
2018年末のような20%〜30%クラスの暴落があれば、
喜んで株を買うべき…な気がします。
※現時点では、ですが。
だから、
「買い急がずにじっくり待つ」
「株価が反発しても【それはそれ】と諦める」
「チャンスをがっちり掴むため働き、節制してキャッシュを確保する」
といった基本がめちゃくちゃ大事になると思います。
- 中原良太
自宅のリビングより、、、
また日本株が暴落しました。
含み損もみるみる増えています。
用があって駅前まで出かけたのですが、
新型コロナウイルスの影響なのか、
めっきり人が減っていました。
「人と会うこと=悪いこと」
みたいな風潮が出ているうえ、
「自分が良ければそれで良い」
みたいな人も増えている気がする…。
ピリついた雰囲気がちょっと苦手です。
そんな中、僕ら投資家も、
株式市場でピリついています。
「まだまだ暴落があるんじゃないか?」と、
警戒している人も多いようで株を買いにくい…。
慌てて株をナンピン買いして、
「買い増した直後に暴落!」なんて、
急ぎすぎて失敗したくないですからね…。
とはいえ、
せっかく株価が下がっているのに、
「何もしていないうちに株価が戻った」
というのも勿体ないモンです。
そこで今回は、
「株価暴落のクライマックスはいつなのか?」
について詳しくお話ししていきます。
◆ ◆ ◆
今回の株価暴落は2018年に似ている
株価暴落のクライマックスを推定するときは、
「今回の株価暴落は、いつの暴落と似ているか?」
と考えると上手くいきやすいです。
これまでの僕の投資経験から見ると、
「今回の株価暴落は、2018年のものと似ているな」
と感じています。
2018年の株価暴落と言えば、
トランプ大統領が中国にケンカをふっかけ、
「米中貿易摩擦」が起きたときの暴落です。
2018年にはNYダウが最大下落幅を更新し、
2月、3月、10月、12月…と、なんども暴落しました。
今でこそ貿易摩擦は解消されつつありますが、
関税が第一弾、第二弾、第三弾、と日に日に激化し、
「いつ終わるか分からない恐怖」が膨らみました。
一方、
2020年の株価暴落はというと、
中国武漢から感染拡大した新型コロナウイルスの影響で、
先進国が次々に「非常事態宣言」を出しています。
マスクやトイレットペーパーが売り切れになったり、
「在宅で仕事をしよう」だの「イベントは中止だ」だの、
経済にとってよくないニュースが次々に出てきています。
日に日に新型コロナウイルスの拡大は続いており、
「いつ終わるか分からない恐怖」が膨らんでいます。
…なんだか似ている気がしませんかね?
◆ ◆ ◆
年末に株価暴落のクライマックスが来る?
「2018年と2020年の株式市場が似ている…」
という話については、大かた同意を得られたでしょう(だと良いな)。
そこで次に、
「2018年と2020年が似ているからなんなんだ?」
という話をします。
2018年の株式市場と、
2020年の株式市場で、
特に似ている点は2つあります。
1つは、
「出口が見えず、経済打撃の大きな不安材料」
があること。
もう1つは、
「株式市場が前年に好調で、(外国株を中心に)株価が割高」
であること。
の2つです。
ちなみに、
米中貿易戦争は2018年中に解決することはなく、
2019年の半ばあたりまで悪影響がもつれ込みました。
だからこそ、株価は反発することなく、
「2018年末のクリスマスの株価暴落」という、
悲劇につながったのだと思います。
さて、ここからが本題。
もし、
2018年に解決できなかった米中貿易摩擦のように、
新型コロナウイルスが「年末まで」に解決しなかったら…?
…僕は、
「株価は2018年と同じような動きを辿る」
と考えています。
2018年の株価の動きをざっくりまとめると、
「上半期に一度暴落したけど、いったんは持ち直し」
「下半期に入ってから大型の暴落が連発した」
という動きをたどっています。
2020年にも
「上半期に一度暴落したけど、いったんは持ち直し」
という部分が当てはまるかは不確かですが、
少なくとも、
「下半期に入ってから大型の暴落が連発した」
という動きは繰り返されそうだと考えています。
…というのも、
日本株式市場には、
「上半期が弱かった年は、下半期も弱い」
という傾向があるからです。
特に下落相場のときの年末は、
「節税対策の売り」が殺到し、
暴落が起きる可能性すらあります。
◆ ◆ ◆
年末に株価暴落したら最高のチャンスかも
仮に2018年末と同じように、
2020年末にも株価暴落が起きれば、
そのときは株を安く仕込む、
最高のチャンスかもしれません。
(米国株が割高なのが難点ですが)
今の時点でも日本株は十分安いです。
米国株が暴落して足を引っ張られる可能性があるとしても、
2018年末のような20%〜30%クラスの暴落があれば、
喜んで株を買うべき…な気がします。
※現時点では、ですが。
だから、
「買い急がずにじっくり待つ」
「株価が反発しても【それはそれ】と諦める」
「チャンスをがっちり掴むため働き、節制してキャッシュを確保する」
といった基本がめちゃくちゃ大事になると思います。
- 中原良太