タカキュー、今期最終を一転赤字に下方修正、配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2020/02/19 14:00
 タカキュー <8166> が2月19日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。20年2月期の最終損益(非連結)を従来予想の1億円の黒字→9.5億円の赤字(前期は20.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の最終損益も従来予想の4.5億円の黒字→5.9億円の赤字(前年同期は15.1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 同時に、従来2円を計画していた期末一括配当を見送り、無配継続とする方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  下半期に入り、消費税増税の影響、大型台風の上陸に伴う店舗売上高の減少、暖冬に伴う冬物衣料品販売の苦戦等により、下半期(9-1月累計)の既存店売上前年比は89.8%と苦戦いたしました。 一方、販促値引の見直しによる商品粗利率の改善や販管費の計画内コントロールを実施するも、売上高の減収を補うには至らず、営業利益、経常利益はそれぞれ650百万円、前回予想を下回る見込みであります。また当期純利益につきましては、「1.繰延税金資産の取り崩しとその内容」に記載のとおり、繰延税金資産を350百万円取り崩し、法人税等調整額に計上する見込み等により、前回予想を1,050百万円下回る見込みであります。

  当社は、株主の皆様への利益配分を経営上の重要な政策として位置付けており、業績や内部留保の状況等を勘案し、安定的な配当を実施することを基本方針としております。しかしながら、「2.業績予想の修正について」に記載のとおり、当期純利益が業績予想を下回り、利益計上が困難な見通しとなったため、当期の期末配当予想を一株当たり2円から無配に修正させていただきます。 株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、早期に復配できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。(注)上記の予想は、発表日現在で得られた情報に基づき作成したものであり、不確定要素を含んでおります。実際の業績は状況の変化によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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