サカタインクス<4633>は14日、2019年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.2%増の1,672.37億円、営業利益が同21.8%増の62.25億円、経常利益が同5.9%増の73.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.3%減の41.14億円となった。
売上高は、円高による為替換算の影響を受けたものの、米州及びアジアを中心にパッケージ関連の印刷インキの拡販が進んだことに加え、新規連結や販売価格の改定による増収が寄与したことなどから、増収となった。利益面では、印刷インキ事業において、上半期を中心に原材料高が影響したものの、販売数量の増加や販売価格の改定効果が寄与したことなどから、営業利益は増益となった。経常利益は持分法による投資利益が減少するも増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、従業員向けの福利厚生施設に対する減損損失に加え、欧州における事業再編の一環としてフランスの工場閉鎖計画に関わる組織再編費用を計上したことなどから減益となった。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.2%増の1,710.00億円、営業利益が同20.5%増の75.00億円、経常利益が同20.2%増の88.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.9%増の58.00億円を見込んでいる。
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売上高は、円高による為替換算の影響を受けたものの、米州及びアジアを中心にパッケージ関連の印刷インキの拡販が進んだことに加え、新規連結や販売価格の改定による増収が寄与したことなどから、増収となった。利益面では、印刷インキ事業において、上半期を中心に原材料高が影響したものの、販売数量の増加や販売価格の改定効果が寄与したことなどから、営業利益は増益となった。経常利益は持分法による投資利益が減少するも増益となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、従業員向けの福利厚生施設に対する減損損失に加え、欧州における事業再編の一環としてフランスの工場閉鎖計画に関わる組織再編費用を計上したことなどから減益となった。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.2%増の1,710.00億円、営業利益が同20.5%増の75.00億円、経常利益が同20.2%増の88.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.9%増の58.00億円を見込んでいる。
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