セイノーＨＤ、今期経常を一転8％減益に下方修正

　セイノーホールディングス <9076> が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.1％減の255億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の343億円→310億円(前期は336億円)に9.6％下方修正し、一転して7.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の173億円→140億円(前年同期は177億円)に19.0％減額し、減益率が2.1％減→20.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.4％減の86.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.9％→5.2％に悪化した。

株探ニュース