新興市場銘柄ダイジェスト:トラストHDは急伸、プラッツが大幅反発

配信元:フィスコ
投稿:2020/02/12 16:33
<3286> トラストHD 445 +40
急伸。20年6月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比473.5%増の3.76億円と発表している。不動産特定共同事業法に基づく駐車場等小口化事業が好調だったことに加え、不動産事業の赤字が縮小したことから利益が拡大した。通期予想は前期比20.5%増の6.30億円で据え置いた。通期計画に対する進捗率は59.7%。

<6324> ハーモニック 5400 +280
急伸。20年3月期第3四半期累計の営業損益を前年同期比94.7%減の7.54億円の黒字と発表している。国内のFA市場の調整などが響いたほか、北米でも医療機器向けなど一部用途向けの需要が減少した。通期予想は15.0億円の赤字で据え置いている。第3四半期累計営業益が黒字を維持していることから、通期予想より良好な結果になる可能性があるとの期待感から買いが入ったようだ。

<7813> プラッツ 1792 +245
大幅反発。20年6月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比386.5%増の2.61億円と発表。福祉用具流通市場で介護用電動ベッドが好調だった。通期予想は前期比111.6%増の5.00億円で据え置いた。連結子会社をベトナム企業に売却し、関係会社出資金売却益0.59億円を特別利益に計上した。第2四半期累計の純利益は前年同期比135.7%増の2.89億円。通期予想は前期比37.0%増の4.00億円。

<9696> ウィザス 680 +49
大幅に反発。20年3月期の営業利益を従来予想の12.00億円から13.20億円(前期実績11.80億円)に上方修正。高校・キャリア支援事業を中心に生徒募集が好調に推移したほか、ICTを活用した高付加価値サービスの導入で顧客単価も向上し、利益が拡大する見通し。学習塾事業での採算性向上も増益に寄与する。第3四半期累計の営業利益は前年同期比29.3%増の8.82億円で着地した。

<9913> 日邦産業 622 +27
大幅に3日ぶり反発。従来未定としていた20年3月期の年間配当予想を10.00円(前期実績無配)と発表している。第4四半期に不透明な経済環境からマイナスの影響を受けるものの、復配できる見通しになったため。第3四半期累計(19年4-12月)の営業利益は、モビリティ事業の伸長を受けて前年同期比80.2%増の10.17億円で着地した。通期予想は前期比70.1%増の11.00億円で据え置いた。

<7314> 小田原機 687 -23
朝高後マイナス転換。19年12月期の営業損益を従来予想の1.99億円の黒字から2.52億円の黒字(前期実績10.31億円の赤字)に上方修正している。原価の低減を徹底した結果、売上原価率が低下し、利益が拡大する見込み。同期の年間配当は従来予想の15.00円から19.00円(前期実績15.00円)に増額修正する。業績動向などを総合的に勘案。 <ST>
配信元: フィスコ

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