グランディ、今期経常を一転35%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/02/10 15:00
 グランディハウス <8999> が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.3%減の16.6億円に落ち込んだ。
 併せて、通期の同利益を従来予想の34億円→21.5億円(前期は32.8億円)に36.8%下方修正し、一転して34.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.5億円→8億円(前年同期は17.5億円)に60.7%減額し、一転して53.9%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比62.3%減の3.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.0%→2.8%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1 連結業績予想 不動産販売事業において、埼玉エリアの拡大や当期よりグループに加わった神奈川県の事業会社2社が、売上高及び利益に寄与したものの、10月以降の消費税増税に加え、台風19号の広域にわたる浸水被害により栃木県を中心に顧客マインドが著しく冷え込んだことで、販売棟数が当初の見通しを下回り、売上高、利益ともに当初予想を下回る見込みとなりました。2 個別業績予想 連結業績予想の修正と同様の理由により、売上高、利益ともに当初予想を下回る見込みです。【配当予想について】 配当予想につきましては、当初予想(1株当たり23円)から変更ありません。(注)上記の業績予想等につきましては、現時点において入手可能な情報に基づいて作成されたものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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