アテクト <4241> [JQ] が2月7日昼(11:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比48.0%減の9200万円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の2億1000万円→1億6000万円(前期は1億9400万円)に23.8%下方修正し、一転して17.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億4200万円→9200万円(前年同期は6600万円)に35.2%減額し、増益率が2.2倍→39.4%増に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.0%減の2400万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.4%→4.0%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度における期首事業計画は、売上高の増加により販管費の増加を十分に吸収し、営業利益においても増益を計画しておりましたが、主に下記2点の理由で売上計画に乖離が生じた為、利益計画も見直しを致しました。a)半導体資材事業 円高・韓国ウォン/台湾ドルの影響と一部顧客の在庫調整により、出荷数量が横ばいとなり、第3四半期単独では5期ぶりの減収となりました。b)PIM事業 半導体製造設備、工作機械等の世界的な需要の落ち込みが続く中、予定していた直動型ベアリングをはじめとする高機能部品の受注が想定を大きく下回る結果となりました。一方で2車種の自動車ターボ部品の試作を正式受注し、敢えて、売上拡大の為のリカバリーも含めた高機能部品受注獲得に向けた営業活動を控え、試作イベント(本イベントを経て量産を開始する自動車メーカー共通の流れ)に特化しました。
併せて、通期の同利益を従来予想の2億1000万円→1億6000万円(前期は1億9400万円)に23.8%下方修正し、一転して17.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億4200万円→9200万円(前年同期は6600万円)に35.2%減額し、増益率が2.2倍→39.4%増に縮小する計算になる。
直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.0%減の2400万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.4%→4.0%に大幅悪化した。
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会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度における期首事業計画は、売上高の増加により販管費の増加を十分に吸収し、営業利益においても増益を計画しておりましたが、主に下記2点の理由で売上計画に乖離が生じた為、利益計画も見直しを致しました。a)半導体資材事業 円高・韓国ウォン/台湾ドルの影響と一部顧客の在庫調整により、出荷数量が横ばいとなり、第3四半期単独では5期ぶりの減収となりました。b)PIM事業 半導体製造設備、工作機械等の世界的な需要の落ち込みが続く中、予定していた直動型ベアリングをはじめとする高機能部品の受注が想定を大きく下回る結果となりました。一方で2車種の自動車ターボ部品の試作を正式受注し、敢えて、売上拡大の為のリカバリーも含めた高機能部品受注獲得に向けた営業活動を控え、試作イベント(本イベントを経て量産を開始する自動車メーカー共通の流れ)に特化しました。
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