九州電、今期経常を一転24％減益に下方修正

　九州電力 <9508> が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比67.6％減の125億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の550億円→400億円(前期は525億円)に27.3％下方修正し、一転して23.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の379億円→229億円(前年同期は230億円)に39.6％減額し、一転して0.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は44.9億円の赤字(前年同期は93.8億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の2.9％→0.1％に悪化した。

株探ニュース