明治海、今期経常を一転7％増益に上方修正、未定だった配当は5円実施

　明治海運 <9115> が1月31日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比0.4％増の35.9億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の31億円→47億円(前期は43.7億円)に51.6％上方修正し、一転して7.4％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15億円→31億円(前年同期は22.6億円)に2.1倍増額し、一転して37.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は5円(前期は5円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.9％増の20億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の15.2％→17.5％に上昇した。

株探ニュース