トルコリラ/円、下値重要ポイントは?

著者:津田隆光
投稿:2020/01/31 10:18

トルコリラ/円、足もと注目ポイントは?

トルコリラ/円・日足・複合チャート
【注目ポイント】ローソク足の対BB・-2σライン(≒18.000円)割れ成否
【見通し】「18.000円」割れなら、「17.733円」付近までの下押しも
【注目指標】N波動分析

今月17日、直近高値となる18.777円(別図青色三角印)を付けた後、下値切り下げの相場展開が続いているトルコリラ/円。

別図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態となっていること、3) ローソク足の上方に赤色の雲(=抵抗帯、先行スパン)およびパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること、4) 各BB(ボリンジャーバンド)が21日MAに対してパラレルとなっていること、そして、5) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっている(別図青色点線丸印)ことから、トルコリラ/円・日足チャートでは、レンジ相場を形成する中での下押しの時間帯となっています。

喫緊の注目ポイントは、ローソク足が下値サポートラインとして機能するBB・-2σライン(≒18.000円、別図黄色矢印)でサポートされるか否か。

これからの時間にかけて、仮にローソク足が終値ベースで同ラインを下抜けブレークした場合は、「下値サポートライン割れ」→「下降モメンタムの強まり」となる可能性も。

N波動分析とは?

N波動(下落型)想定図
そのケースにおける想定下値メドについて、トレンド分析手法の一つである「N波動」(三波動)を用いながら考察してみたいと思います。別図、「N波動(下落型)」の想定図につきご覧ください。

N波動分析によるトルコリラ/円の下値メドは?

トルコリラ/円・日足チャート+N波動
別図チャートより、直近一番高値をA(19.043円、2019/12/2)、同安値をB(17.999円、2020/1/3)、同二番高値をC(18.777円、2020/1/17)とした場合の想定下値メド(n)を求める式は以下の通りです。

n=C-(A-B)=18.777-(19.043-17.999)=17.733

以上を概括すると、上述した「ローソク足の対BB・-2σライン(≒18.000円)割れ」が示現した場合の想定下値メド(n)は、「17.733円」付近と想定すべきでしょう。

あくまで、分析上の概算値としてご参考にしていただければ幸いです。
津田隆光
マネースクエア チーフマーケットアドバイザー
配信元: 達人の予想