エステーがプラスに転じる、栃木工場稼働による効率化などで今期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/30 14:06
エステーがプラスに転じる、栃木工場稼働による効率化などで今期業績予想を上方修正  エステー<4951.T>が後場プラスに転じている。午後1時30分ごろに、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を29億円から31億円(前期比9.2%増)へ、純利益を18億円から19億5000万円(同8.1%増)へ上方修正したことが好感されている。

 消費税増税の影響により売り場の立ち上げが遅れたことや、前期を上回る記録的な暖冬の影響が通期でも見込まれるため、サーモケア(カイロ)の販売予想を引き下げ、それに伴い売上高は495億円から470億円(同1.6%減)へ下方修正したが、第3四半期までに主力カテゴリーでのコストダウンや栃木工場稼働に伴う生産効率化で原価低減が図れたことにより売上総利益が増加していることなどが各利益を押し上げるとしている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高368億1200万円(前年同期比1.6%減)、営業利益30億4100万円(同28.6%増)、純利益20億8100万円(同36.8%増)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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