―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月23日から24日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 植松商会 <9914>
20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.2%減の6100万円に減り、通期計画の1億1800万円に対する進捗率は51.7%にとどまり、5年平均の58.3%も下回った。
▲No.4 ブルボン <2208>
20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比53.6%減の15.4億円に大きく落ち込み、通期計画の34億円に対する進捗率は45.4%にとどまり、5年平均の68.8%も下回った。
▲No.6 DNAチップ <2397>
20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は1億5100万円の赤字(前年同期は1億3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2656> ベクター JQ -5.01 1/24 3Q 黒転
<2408> KG情報 JQ -2.78 1/24 本決算 黒転
<9914> 植松商会 JQ -1.67 1/24 3Q -28.24
<2208> ブルボン 東2 -1.66 1/24 3Q -53.59
<2804> ブルドック 東2 -1.40 1/24 3Q 19.52
<2397> DNAチップ 東2 -1.35 1/24 3Q 赤拡
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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