今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、香港・上海株の急落を受けて一時109.90円前後まで値を崩しました。ただ、売りが一巡するともみ合いに転じるなど底堅さも見られています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

1/21（火）
15:30☆黒田日銀総裁定例記者会見
17:30　香港12月消費者物価指数
18:30　英12月雇用統計
18:30☆英9-11月失業率（ILO方式）
18:30☆英9-11月週平均賃金
19:00☆独1月ZEW景況感指数
19:00　ユーロ圏1月ZEW景況感指数
19:30☆トランプ米大統領スピーチ
21:00　メキシコ12月失業率
22:30　カナダ11月製造業出荷
24:00☆カーニーBOE総裁講演
30:00　NETFLIX10-12月期決算
---- 　IBM10-12月期決算
---- 　EU財務相理事会（ルクセンブルク）
---- 　米大統領弾劾裁判審理開始
---- 　世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議、24日まで)

※☆は特に注目の材料

旧正月の大移動を控えた中国で新型肺炎の罹患が増加している事で、香港や上海の株価が大幅に下落しています。念のため、欧米株式市場への影響を見守りたいところです。その他、今夜はトランプ米大統領がダボス会議でスピーチを行います。ダボス会議で世界や企業のトップと会い「数千億ドルをアメリカに取り戻す」などとツイートしているだけに、要注目です。