引き続き“下値がしっかり”が意識される…!? - ドル円
◆ “ポジション調整”に押されたものの…
※ご注意:予想期間は1月21日と表示されていますが、本日(1月20日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
「強めの米中経済指標」の影響もあり、リスク選好姿勢は先週末も継続しました。
このため幅広い通貨に対して“ドル買い”は進行しましたが、ただし「米3連休を控えたポジション調整」の動きもあり、ドル円は“上値が重い”を強いられました。
それでも“下値はしっかり”も見られており、「(終値ベースで)110円台はキープ」は依然として続いています。
◆ さらに本日は“動きづらい”と見られるが…?
本日は「米国休場本番」となることを考えれば、先週末以上に“動きづらい”が想定されるところです。
しかし前記したように「110円台はキープ」はされており、さらに先週末(17日)は「1度も109円台に押し戻されず」といった動きでもあります。
“レンジ切り上げ”を意識するには十分過ぎる材料といえます。
“110円半ば”にかけて「ドル売りオーダーがビッシリ」と聞き及びますので、本日に関しても“上値追い”は期待薄といえるかもしれません。
それでも少なくとも“下値はしっかり”という動きは、引き続き意識されると見ておきたいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.851(5/7高値)
上値4:110.670(5/21-22高値、+2σ)
上値3:110.525(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:110.362(5/23高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:110.288(1/17高値、50月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.162
下値1:110.047(1/17安値、大台、20月移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:109.925(ピボット2ndサポート、+1σ)
下値3:109.787(1/15-16安値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットローブレイクアウト)
下値4:109.678(200/100週移動平均線)
下値5:109.433(1/10-13安値、月足・一目均衡表基準線)
配信元: