【売り】バンダイナムコホールディングス(7832)調整はまだ継続か=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【売り】バンダイナムコホールディングス(7832)

■注目理由
11月7日に第2四半期決算を発表。大人向けの製品が好調なことなどから増収増益を達成。直近上昇が続いていたことから利益確定売りに押され、11月8日は小幅に下落した。

■テクニカル分析
25日移動平均線近辺で上値が抑えられている。また、RSI(9日)も51.7％と過去同社株が調整局面入りした水準で推移しており、もうしばらく様子見をしたいと判断した。

■事業概要
ゲーム開発や玩具の製造・販売を手がける。時価総額約1兆5000億円。PER約30倍 PBR約3.4倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第2四半期決算では、売上高3493億27百万円(前年同期比+4.4%)、営業利益479億41百万円(同+9.1%)、純利益346億7百万円(同+1.2%)となっている。

■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の1月3週の勝率が33.3%（3勝6敗）となっており、1月3週は株価が下がりやすい傾向が見られる。今の時期に同社株の購入を検討している方はあらかじめ注意しておく必要があるだろう。